イカナゴのくぎ煮  大阪岸和田地蔵浜

大阪湾に春の訪れを告げるイカナゴの新子漁は今年も不漁です。播磨灘では3月6日の解禁日から順調に上がっていると聞きます。私のネットワークは大阪岸和田地蔵浜の「大阪湾鰮(いわし)巾着網(きんちゃくあみ)漁業組合」の漁師さんでイカナゴ情報がホットラインで入ります。3月6日の解禁日に10㎏頼んでいたのですが買えず、8日は獲れず9,10休漁。本日(3/11)再開となりましたが芳しくなく今日明日で漁が終わるとのこと。今日は少し獲れたけど、サイズが荒いがどうするか、との連絡があり去年はお目に掛かっていないこともあり、何とか入手したいとの気持ちが大きく6㎏購入して来ました。港からの帰りに近所のスーパーによって見ましたが。播磨灘のイカナゴも同じサイズで私の個人的な基準ではオーバーサイズでした。
とは言うものの2年ぶりにイカナゴの新子を佃煮にする作業は楽しく調子が出てきたところでメインの材料がなくなってしまって残念な感じでした。やはり、10㎏以上やりたいです。
昨年は、イカナゴが全く入手できなかったので、代わりに生チリメンの佃煮を作りましたが、結構評判は良かったです。一般的には生チリメンは持ちが悪いので中々流通しません。今年も4月に入ったらチリメン(イワシ類の稚魚)が解禁になりますので佃煮を作ろうと思います。チリメンは秋口まで取れますが、触感はイカナゴと違い柔らかいです。個人的な好みでイカナゴよりちりめんが好きな方もおられますが、一年にワンチャンスしかないイカナゴに気持ちが引かれてしまいます。

アク取りがキモなんです


当方の佃煮レシピのキモとなるのはアク取りです。使用する鍋について、佃煮、煮物に関しては色々試しましたがル・クルーゼ ココット22が最高です。イカナゴ1kgには最適。基本火加減は強火、アクがどんどんセンターに集まってくるので徹底的にアクをとると煮物・佃煮の味がスッキリします。是非、お試しください。いつかル・クルーゼの会社に煮物・佃煮レシピをプレゼンに行きたいと思っています。

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観 光

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