西芳寺(苔寺)

木漏れ日がまぶしい
モコモコした苔
水面に空の青

庭園拝観の前に、
①往復はがきで事前申し込みが必要(2名まではHPからでもOK)
②写経をしなければならない
③拝観料が3000円(往復はがきの場合)
と言う少し後ろ向きになる条件があるけれど、高校の修学旅行で行ったことがある、と言う希薄な記憶だけではいけない、いけない、と思っていました。

それでも、苔寺に行くことになったのは、イギリス人の庭師のゲストが、西芳寺に行きたいと言われたので、古い往復はがきに追加の切手を貼って申し込んでいました。しかし、数日前にキャンセルになったので、潔く一人で苔寺に行って来ました。
10時開門で、50人位の拝観者が集まっていました。半分以上が外国人観光客でした。
まず、門(衆妙門)を入ったところで、拝観料をお支払いし、パンフレットを受け取って、写経場へ。
写経用の筆ペンは、記念になると思ったので500円で購入しました。
実際の写経は、48文字の「延命十句観音経」をなぞる作業でした。
昔、般若心経の262文字の写経をしたことがあり、とても辛かったので、もう二度と写経はやるまいと思っていました。
字を書くのが下手なぼくは、さっさと写経を終えて、席を立ちましたが、外国人参拝客の方々は、皆さん、真剣に丁寧に写経をされていて、しかもきれいだったので、自分の写経に対する姿勢が恥ずかしくなりました。
本日(4/10)は、とてもいいお天気で、空は青く、ヤマツツジの濃いピンク、枝垂れ桜の薄いピンク、竹林の緑、苔の緑が大変きれいでした。
普段、定番人気の混雑したお寺や神社にゲストを案内しているので、人がまばらで、静かで、ピースフルな雰囲気がとても新鮮でした。

入場の様子
ここで写経をします
写経場入り口
ヤマツツジの向こうに竹林
遅咲きの枝垂れ桜
小さい茶室がひっそりと
りっぱなマンリョウ
いつもどこかで庭師さん
お粗末な写経

苔寺近くの地蔵院で鴬の声を捉えたのでお聞きください

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