顔見世興行

當る丑年吉例顔見世興行(あたるうしどしきちれいかおみせこうぎょう)を観に南座に行ってきました。
今年の祇園街はすべての踊りが中止になって顔見世興行も中止だろう、と多くの人が思っていたものと思います。
しかし、関係者の方々の並々ならぬ努力と創意工夫で今年も開催されました。とは言っても大分様子が違いました。
いつも賑やかに手打ちも行われる「まねき上げ」のセレモニーなし、観劇中はマスク着用、会場の席は一席毎で互い違い、花道の両脇3列は空席、大向こうからの掛け声はお断り、役者さん宛の竹馬なし、上演時間も通常の半分以下、場内でいつも慌てて食べていた食事も禁止などなど・・・。
時間が短かったので、終わって何か拍子抜けした感じがしましたが、それでも年末恒例の顔見世興行が観られてホッとしました。

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