賀茂神社

 京都市右京区京北中江町に最近とみに人気の出ている賀茂神社がありバイクで行って来ました。
本当はスピリチュアルな動画を撮るつもりでしたがお天気が良く、杉木立に陽の光がまばゆく差し込んでいてコントラストがきつく、スピリチュアルな雰囲気は飛んでいました。
本殿までの少し長い階段の途中に石造りの鳥居があり雰囲気は最高です。
 動画撮影は最近始めたばかりで、今回はジンバル(手振れ吸収ガジェット)を使った撮影の練習も兼ねていました。
イノシシ、鹿よけのゲートを自分で開けて賀茂神社に行くわけですが、そのプロセスも動画に入れ込みたいと思います。
晴天は避けて雨上がりの明け方の様な少し薄暗い感じが一番賀茂神社のスピリチュアルな雰囲気が出せると思うので、再挑戦します。今回の映像データでの動画撮影はギブアップしました。
 賀茂神社と言う名前は全国では、上賀茂神社、下賀茂神社も含めて300社ほどあるそうです。伝説上日本を建国したとされる神武天皇を先導した賀茂建角身命(かものたけつねのみこと:下賀茂神社の祭神)を先祖に持つ賀茂氏はやはり京北まで来ていたんですね。賀茂神社のある森は「はたの森」と言うそうで、やはり秦氏(はたし)も来ていたかと言う感じです。嵐山、嵯峨野辺りの発展は5世紀ころの大挙して日本にやって来た秦氏によるものですが、さほど遠くない京北町の辺りにも賀茂氏や秦氏が来ていたと言うことですね。
 京北の商店街に羽田(はねだ)酒造と言う造り酒屋があり、桂川の伏流水の中硬水と地元の酒米(祝 五百万石)や山田錦で美味しい日本酒を醸造しています。何か今一自分に合わない軟水仕込みの伏見のお酒(女酒)とは違う味わいが感じられ、今後色々な銘柄を調査をする気になっています。
 嵐山地区のお酒の神様である松尾(まつお、まつのお)大社は渡来人の秦氏の氏神様です。秦氏のそんな情報からすると羽田酒造も事によったら羽田・秦(はた)に由来があるのではないかと想像が掻き立てられ、今度行ったら聞いてみる気になっています。羽田酒造の銘柄の中には、松尾大社の「亀の井」のご神水を仕込み水に使ったものもあり、興味がさらに深まります。

左側は賀茂神社のお社、右側は独立系の貴船神社と神仏習合の熊野神社のお社になっています。

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